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ホウレンソウ

こんにちは。イミュテラス販売スタッフです。

本日のテーマは「自然栽培」。前回に引き続き、自然食レストラン「MOMINOKI HOUSE」のオーナーシェフ・山田英知郎さんに、自然栽培の野菜や米の魅力を伺いました。

 

山田さん、そもそも自然栽培とはどんな栽培法なのでしょうか?

 

「農薬や化学肥料、除草剤を使わず自然の力だけを生かした栽培方法のことです。それとは逆に、農薬や化学肥料、除草剤を使用して大量生産するのが慣行栽培。スーパーで売られている一般的な野菜は、ほぼコレに該当します。有機栽培(オーガニック栽培)は自然栽培と慣行農法の中間といったところでしょうか。農薬や化学肥料、除草剤は使わないけれど、有機肥料を使う栽培方法です」

 

自然栽培の畑

 

野菜をパッと見た感じではどの栽培法で作られたものなのか、素人目には区別しにくいです。大きな違いはあるのでしょうか?

 

「一番わかりやすいのは、自然栽培、慣行栽培、有機栽培、それぞれの栽培法で育てられた生のホウレン草をそれぞれ皿の上に置いて変化の様子を見ていきます。一週間放置して最初に腐って溶け始めるのが有機栽培です。で、次が慣行栽培。自然栽培のホウレン草は溶けないどころか、水分がとんでしなびて枯れるだけ。米も一緒で、自然栽培のものは水の中に入れて1週間置いても腐りません。もちろん、あとの二つ(慣行栽培と有機栽培)の米は腐って溶けてしまいます。だから、自然栽培以外の野菜や米を普段食べている人は、腸の中でも同じようなこと(腐る)が起きているというわけ。想像しただけで怖いでしょう(笑)」

 

ホウレンソウ

 

自然界の草花は枯れるのが当然。腐ってどろどろに溶けている草花を、野山で見たことはありません。つまり、時間が経つと腐ってしまう野菜は不自然ということ。自然栽培の野菜は、自然の恵みそのものなのですね!

 

自然栽培野菜

 

山田さんのレストランでも、自然栽培の米や野菜、果物を使っていますよね。

「はい。まずシンプルに、自然栽培の作物は本当に美味しいからです。味が濃くて、大地のエネルギーそのものの味がします。先ほどお話ししたように、自然栽培のものは体に負担をかけませので、安心して食べることができます。それに農薬や肥料を使っていませんから、地球にも優しいのです。今の若い子たちが聞いたら驚くかもしれませんが、1950年代ぐらいまでは、自然栽培の野菜が近所の八百屋さんで普通に売られていたんですよ。だから私がまだ小さかった頃の野菜は、もっと力強い味がしました。それが60年代に入って農薬や除草剤を使うようになってからは、味がどんどん落ちていってしまって…。現代人が野菜不足なのは、一つに美味しくないからだと思うのです。ぜひ自然栽培の野菜や米を食べて、本当の美味しさに目覚めてもらいたいですね」

 

ホウレン草や米の実験の話はびっくりしてしまいましたが、確かにどろどろに溶けてしまう作物はできれば避けたいものです…。

味が濃くて美味しくて、その上体も喜ぶ自然栽培の作物。もっと意識して選んでみてはいかがでしょう。

 

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profile
山田英知郎
1949年、東京生まれ。東京・芝パークホテルでフランス料理を習得後、アメリカ、イギリスで料理の修業を積む。帰国後、日本CI協会リマクッキング師範課程修了。1976年、原宿に日本で初めての自然食レストラン「MOMINOKI HOUSE」をオープン。NPO法人日本スローライフ協会理事